温故知新!アイディアのヒントが得られるかも…

タイポグラフィー・ロゴタイプデザイン

タイポグラフィー・ロゴタイプデザイン

雑誌のロゴタイプ『S-Fマガジン』の場合

友だちが勤める会社に招待されることは、社会に慣れない若者にとっては舞い上がるほど嬉しいものです。ましてや憧れていた雑誌の表紙を担当することになり喜びはこの上ありませんでした。これより前に行った『ミステリマガジン』のリニューアルは『S-Fマガジン』の仕事を行いやすくしてくれました。
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雑誌のロゴタイプ『ミステリマガジン』の場合【制作編】

『ミステリマガジン』表紙のリニューアルで行ったロゴタイプ制作風景です。ボツというストレスにどのように対応してロゴは完成したのか。「早い」「簡単」がもてはやされていますが、時間は不思議な力を持っています。「正確さ」が正義のようだけれども見ているものが違えばそれは「悪」。つくる人は心をしっかり持つ必要があります。
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雑誌のロゴタイプ『ミステリマガジン』の場合【打ち合わせ編】

日本では1964年の東京オリンピックを境にしてグラフィックデザインという職業が認知され始めました。それから10年を経てデザイン会社が増え始め、1970年代に二度のオイルショックを経て経済が安定化に向かうとデザインの仕事が増え、作業は分業化へ進みます。それはデザイン界の変動の時代でもありました。その頃に『ミステリマガジン』はリニューアルを計画しました。
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雑誌のロゴタイプ 『出版ニュース』の場合[後]

前回に続いて『出版ニュース』のタイトルデザインの話です。この回はロゴのアイディアと制作について解説します。アイディアは打ち合わせに潜んでいます。それを見つけ出せればあとは技術。最近では技術の優劣はひと目で見てとれません。だからこそ、モノつくりには相手の言葉、自分の思いを冷静に受け止めて計画し、制作することが大切になります。
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雑誌のロゴタイプ 『出版ニュース』の場合[前]

『出版ニュース』の30年間で使用されたタイトルデザインの制作とその周辺について。打ち合わせで思い込みや勘違いが災いすることがあります。それはクライアントとの関係悪化や、アイディア出しに四苦八苦することにもなります。モノつくりの難しさは決して作業に限ったものではありません。打ち合わせなどでの会話こそが良い結果を生み出します。
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夢とコロナと終活と

「雑誌のロゴタイプ」というテーマで書き始めたら、「どうしてブログを始めたのか」という質問があったので、改めて動機を語ります。これまで関わった人との思いがそこにあり、社会情勢が加わって背中を押され、気付いたら「もう終わり?」という年齢になっていました。日記は自分を写す鏡だと言われています。ブログを書くことで我が身を整えたいと思います。